入門微分積分 (培風館、三宅 敏恒著)のp14 問題1.2 5 の解答・解説

入門微分積分 (培風館、三宅 敏恒著)のp14 の解答・解説

入門微分積分入門微分積分
三宅 敏恒
培風館

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問題1.2 5 の各区間に解をもつことを示せ.
(解答)
とおくと,
 
である. は連続関数なので,中間値の定理より,以下が成り立つ.
  の区間に解を持つ.
  の区間に解を持つ.
  の区間に解を持つ.
よって, の各区間に解をもつことが示せた.
ポイント:
中間値の定理
  が閉区間 において連続で ならば,
  の間の任意の数 に対して
  となる が必ず存在する.
  本問題では,中間値の定理を, のときについて用いた.
  が閉区間 において連続で ならば,
  となる が必ず存在する.
  が連続関数ならば,任意の閉区間 において連続である.

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