入門微分積分 (培風館、三宅 敏恒著)のp19 の解答・解説
問題1.3 5
のとき,つぎの(1)?(4)を示せ(
のとき指数関数
は,このようにして定義する.
のときも同様).
(1)
が自然数のとき,
となる
がただ
つ存在することを示せ.この
を
と書く.
(解答)
とおくと,
,
である.
は連続関数なので,中間値の定理より,
は
の区間に解を持つ.また,
は単調増加関数なので,
は
の区間にただ
つの解を持つ.
よって,
となる
がただ
つ存在することが示せた.
ポイント:
が
において連続で
,
ならば,
は
の区間に解を持つ.
が単調増加関数ならば,
の解は,
個または
個である.
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