入門微分積分 (培風館、三宅 敏恒著)のp61 の解答・解説
問題3.1 5
で連続な関数
が,
であり,また恒等的に
でないならば
であることを示せ.
であり,また恒等的に
でないので,ある
が存在し,
をみたす.
は,
で連続な関数なので,
を小さくとると,
ならば,
が成り立つ.よって,
となるので,題意は示した.
(解答)
ポイント:
で連続な関数
に対し,
,恒等的に
でない.
ある
が存在し,
で連続な関数
,任意の
に対し,
を小さくとると,
ならば,
をみたす.
となるので,
とおくと,
をみたす.
に対し,
を小さくとると,
で連続な関数
が,
であり,
のとき,
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