基礎の数学 基幹(3)-I
大学名 | 早稲田大学 |
授業名 | 基礎の数学 基幹(3)-I |
担当教官 | 本間 泰史 |
時間割 | 月1時限 |
単位 | 2 |
指定教科書
米田 元・本間泰史・高橋大輔「大学新入生のための基礎数学」(サイエンス社)
授業計画
1: |
第1回 平面・空間ベクトルの1次独立・1次従属 | 1次結合,1次独立,1次従属とは何かを理解する. |
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2: |
第2回 ベクトルの外積 | 2次元,3次元でのベクトルの内積・外積の定義や,幾何学的意味. 外積は電磁気学など物理学・基礎工学を学ぶ上で必須であるので,ここでしっかりと理解しよう.
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3: |
第3回 平面・直線の方程式 | 空間内の平面の方程式の表示方法,直線の方程式の表示方法を理解し,空間内の図形を把握する. これは高校の新課程になり抜けた部分であるが,大学では知っていて当然の事柄である.
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4: |
第4回 円・球の方程式 | 空間内の球の方程式の表示方法を理解し,空間内の図形を把握する. これは高校の新課程になり抜けた部分であるが,大学では知っていて当然の事柄である.
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5: |
第5回 2×2,3×3行列の性質と1次変換 | 2×2行列の性質と1次変換(高校の復習)と3×3行列の性質を学ぶ. 天下りに公式などを与えるが,数学Aにおいて,一般の行列を理解するための手助けになる.
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6: |
第6回 1次変換と図形 | 1次変換により,空間内の図形がどのように変化するかを学び,1次変換とは,幾何学的にどのような変換であるのかを 学ぶ.
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7: |
第7回 固有値,固有ベクトル | 固有値,固有ベクトルを導入し,どのように利用されるかを学ぶ. |
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8: |
第8回 1次変換と面積 | 1次変換により,図形の面積がどのように変化するかを学ぶ.ここで学んだことは,数学Bでの重積分の変数変換公式への第一歩である. |
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9: |
第9回 集合と命題 | 集合,命題を意識することにより,論証とはなんであるかを学ぶ. 今後,理工系学問を学ぶ上で,論理的思考が必要となる.
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10: |
第10回 写像 | 写像とは,像とは,逆像とは,とは,それらの概念を学ぶ. 数学A,数学Bを学ぶ際に,これらの概念は当然のように,頻繁に現れるので,ここで理解しておこう.
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11: |
第11回 写像2 | 全射,単射,全単射,逆写像,合成とは? それらの概念を学ぶ. 数学A,数学Bを学ぶ際に,これらの概念は当然のように,頻繁に現れるので,ここで理解しておこう. |
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12: |
第12回 複素数と複素平面 | 複素平面を導入し,複素数を幾何学的に理解する.
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13: |
第13回 複素数と極形式 | 極形式は,数学・物理学を学ぶ上での基礎事項である. また,神秘的な式の一つである,オイラーの公式を紹介する.
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14: |
第14回 ドモアブルの公式 | ドモアブルの公式を導入し,1のn乗根について学ぶ. 12回~14回で学ぶことは,関数論という分野での基礎事項となる.そして,関数論は,理工系学問を学ぶ上で基礎的な数学 の一つであるので,しっかりと理解しよう.
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15: |
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